2012年8月27日月曜日

台湾は中国人を怒らせても、日本人は怒らせたくないと考えている

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レコードチャイナ 配信日時:2012年8月27日 19時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64120&type=0

台湾の馬総統は中国人を怒らせても、日本人は怒らせたくないと考えている―香港紙

 2012年8月25日、香港紙・東方日報は、
 「馬英九は米国の指示に従っている」
と題した記事を掲載した。
 27日付で新華網が伝えた。以下はその内容。

 台湾当局は南シナ海・太平島で実弾演習を行うことを表明、ベトナムがこれに強い反発を示している。
 一方、こうした強硬姿勢に対し、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題における馬英九(マー・インジウ)総統の態度はまるで正反対。
 どちらも米国の言いなりになっている。

 今回の香港の「保釣」(尖閣防衛)活動でも、馬総統は故意に台湾抗議船の出港を阻み、大いに失望させた。
 だが、実は馬総統も若い頃は「保釣」派で、「釣魚島(尖閣諸島)は中華民国のものだ」と叫んでいたのだ。

 ところが、先日の日本メディアの取材に対しては、
 「中国と手を組んで日本に対抗する気はない。
 釣魚島問題における主張の違いにより、台日関係が悪化することを望んでいない」
と強調していた。

 日本が最も恐れていることは、尖閣問題で中台が手を組むことだということは分かり切った事実。
 それなのに、この態度だ。
 どうやら、馬総統にとっては、日本・米国との関係が優先的な位置を占めているらしい。
 本土の中国人を怒らせることになっても、日本人を怒らせたくないということなのだろう。

 馬総統が心から中華民族の利益確保を望んでいるのなら、中国本土と手を組んで南シナ海の核心利益を守らなければならない。
 だが、馬総統はずっと米国の言いなりで、中国本土を包囲する第一列島線の一角という役割を担い続けている。


 台湾の立場からいえば、今の状態をあえて壊すようなことをする必要は全くないということだろう。
 これは、どんな場合でも通じる原則。
 既成の事実、状態が一番ベター、だということ。
 なぜなら、、今現在それでやっているのだから。
 台湾はなにもアメリカに、そして日本に楯突く必要はない。
 常識的判断であり、取り立て奇異なことではない。
 あたりまえの事、といっていい。
 別にこの総統が悪いわけではない。



レコードチャイナ 配信日時:2012年8月15日 20時39分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63810&type=0

馬英九総統、尖閣諸島に関する緊急対応チームを組織―台湾

 2012年8月14日、台湾の馬英九総統は台湾国家安全会議に対し、台湾が主権を主張する尖閣諸島(台湾名・釣魚台列島、中国名・釣魚島)に関する緊急対応チームを組織するよう指示し、同日夜、チームによる第1回目の会議が招集された。
 台湾・中央通訊社の報道を15日付で中国新聞社(電子版)が伝えた。

 台湾総統府の範姜泰基(ファンジアン・タイジー)報道官によると、馬総統は14日、最近の尖閣情勢を考慮し、外交部や国防部、交通・建設部、漁業関連部門などの責任者を含めた緊急対応チームを組織するよう指示。
 台湾国家安全会議の胡為真(フー・ウェイジェン)局長を主管として、同日夜、第1回目の会議が招集された。

 また、別の報道によると、台湾東北部に位置する宜蘭県の林聡賢(リン・ツォンシエン)県長は14日、
 「当局が尖閣諸島を宜蘭県の管轄にしてくれたならば、尖閣諸島に上陸することにより主権を示したい」
と表明したという。




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 8月28日以降
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レコードチャイナ 配信日時:2012年9月5日 6時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64382&type=0

馬英九総統が離島からの尖閣視察を計画
=防空識別圏に接近、領有権アピールを狙う―台湾紙

 2012年9月4日、台湾紙・中国時報によると、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は9日にヘリコプターで台湾北部基隆沖の離島・彭佳嶼(ほうかしょ)を訪問し、尖閣諸島を視察する計画を立てている。
 環球時報が伝えた。

 馬総統は現地で尖閣諸島情勢に関するブリーフィングを受ける予定で、台湾海軍、空軍は総統訪問に向けて準備を整えている。
 実現すれば、台湾の指導者が尖閣諸島に最接近する機会となる。

 日本政府による尖閣諸島の購入計画に対し、馬総統は3日、
 「台湾の主権は一歩たりとも譲らない」
と表明、楊進添(ヤン・ジンティエン)外相も、台湾の主権への干渉があれば必ず抗議するとの態度を表明し、
 「決して口先だけではない」
と強調した。
 今回の視察は、中国と日本に対し、尖閣諸島の主権を主張する狙いがあると見られている。

 台湾軍は防空識別圏への接近を計画しており、東経123度地点から尖閣諸島を視察、馬総統に尖閣諸島海域の情勢を説明する。
 当日、防空識別圏にどれだけ接近するかは不明だが。
 同島の各部門は受け入れの準備を進めており、具体的な視察の行程は非公開となる見込みだ。

 彭佳嶼は尖閣諸島から約140キロ、防空識別圏からは80キロ離れた場所に位置する。
 馬総統は彭佳嶼の視察後、ヘリで防空識別圏に接近して尖閣諸島を視察する予定で、視察時間は30分程度となる見込みだという。


 何もしていない、と言われるのが台湾。
 何か形ある行動をしないと、存在感が薄れてしまう。
 いいんじゃない、いろいろ動くのは。

 ただ、韓国のように空気が読めずに戦場に置いてきぼりということにならないように注意したほうがいい。
 怖いのは、何か今の日本は以前とは大きく変わってきているということだ。
 中国はいち早くそれを察して逃げ出し、韓国は置き去りにされてしまった経緯があるということである。
 深入りしない程度に、お付き合いしたほうがいいように思う。
 おそらく、日本人自身、自分がどこへ向かって’いるのかわからないのではないだろうか。




【日本にその覚悟があるのか】



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