:_
● 中国政府・国防部の耿雁生報道官は30日に行った記者会見で、尖閣諸島を巡る日中の対立について、
「日中間で戦争が勃発した場合、最終的に日本が勝つとの見方がある」
との指摘に対して
「そのような言い方には事実の根拠がないと認識している」
と回答した。(写真は「CNSPHOTO」提供)
『
サーチナニュース 2012/08/31(金) 10:41
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0831&f=politics_0831_011.shtml
戦争しても日本には勝てない…中国国防部「そんなこと、ないはず」
耿報道官が
「中国軍は、国家の領土・主権、海洋の権益を維持する力がある」
と説明したことに対して、
「国外の専門家には、中国と日本の間で戦争が勃発した場合、中国海軍は数量の上では日本を上回るが実戦経験に乏しく、最終的に日本が勝利するとの見方がある。どう思うか?」
との質問が出た。
耿報道官は
「(自衛隊が勝つとした)中国海軍とその他の国の海軍の比較について、われわれは、そのような言い方には事実の根拠がないと認識している」
と述べた。
』
「事実の根拠がないと認識している」
ということは、やはり勝てそうもない、ということだろう。
まあ、でなけりゃ日本がああも強く出られるはずがない。
日本は明確に
「中国には勝てる」
と判断しているから、強硬な態度に出ているのだろう。
日本人はどちらかといと、安全側で評価するクセがある。
それは戦前の失敗が身にしみているせいだろう。
その評価をして強く出られるというのは、
中国を一蹴できるという確信があるからだろう。
『
サーチナニュース 2012/08/31(金) 13:02
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0831&f=politics_0831_019.shtml
中国国防部「中国軍には国の領土主権と海洋権益を守る能力がある」
中国国防部の耿雁生報道官は30日の定例記者会見で、尖閣問題(中国名:釣魚島)問題について
「中国軍は日本側の動向に大いに注目している」
と述べた。
中国が弾道ミサイル「東風41」の発射実験を行っているという外国メディアの報道に関してはコメントしなかった。
耿雁生報道官は、
「国内で近ごろ正常な兵器実験を実施したが、特定の国やターゲットに向けたものではない」
と明かした。
中国網日本語版(チャイナネット)は31日、耿雁生報道官の定例記者会見でのやり取りについて報じた。以下は同記事より。
●記者:中国軍は日米の「島嶼奪還演習」をどう評価しているか。
耿雁生報道官:
関係国はアジア太平洋地域において、さまざまな名目で軍事演習を実施している。
これに対して中国側は、アジア太平洋地域の平和と安定の維持、繁栄は各国共通の利益だと強調してきた。
軍事・安全保障の問題を故意に引き起こしたり、地域の緊張を激化させたりする行為は、同地域の国同士の安全保障面の相互信頼を促進できず、平和的発展・協力という時代の流れにも合わず、私たちは断固として反対する。
●記者:米国は釣魚島(中国側呼称)を日米安全保障条約の適用範囲に入れ、日本は自衛隊が釣魚島に関する作戦を策定していることを明かしたが、中国軍はこれをどう評価しているか。
耿雁生報道官:
釣魚島とその所属島嶼は中国の固有領土である。
中国政府と中国軍の国家主権と領土保全を守る決意と意志は揺るぎないものだ。
私たちにはこの使命を実行する自信と能力がある。
中国軍は日本側の動向に大いに注目しており、日本側の事態を拡大化、複雑化させる言動に断固反対する。
●記者:あるメディアは南京軍区で「島嶼奪還演習」を実施していると報じ、外部からは日米軍事訓練と関係があると見られているが、これについてコメントは。
耿雁生報道官:近ごろ南京軍区で実施した演習は年度計画に盛り込まれている定期的なものであり、情報化条件下の陸海空軍の共同作戦能力を検証し、向上させることが主な目的だ。
●記者:釣魚島に自衛隊が派遣された場合、中国軍はどのような措置をとるか。
耿雁生報道官:
釣魚島とその所属島嶼は中国の固有領土であり、この点は疑う余地のないことである。
日本側のいかなる一方的な行動もこの事実を変えることはできない。
また、中国軍にも国の領土主権と海洋権益を守る能力がある。
』
武器をたくさん並べてみても、戦争キャリアがまったくちがう。
武器を手足のように使いこなすというのは、どれほど硝煙の匂いを嗅いでいるかということとおんなじ。
でなければ、武器は軍隊のオモチャにすぎない。
並べて
「こんなにたくさん持っているのだ」
と行ってみても、戦争には勝てない。
武器を戦争に勝てるように使いこなせるかだ。
それには、すこぶる厚いキャリアが必要になる。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年8月31日 19時4分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64248&type=0
領土問題「中国の台頭で日本は守勢に」―米紙
2012年8月30日、ウォール・ストリート・ジャーナルはアジアのパワーバランスに変化が生じているとし、領土問題をめぐる中国の影響力拡大で日本は守勢に回りつつあると指摘した。
環球時報(電子版)が伝えた。
日本と中国、韓国、ロシアの領土問題が、この夏過熱している。
日本の五百旗頭真・前防衛大学校長は、中国の台頭が(周辺地域の)パワーバランスを変え、日本は防御に回ると予測。
中国の海軍軍事力強化により、日中間争いは近年ますます激化している。
経済的な結び付きは強くなり、日本の流行文化を好む中国の若者も多いが、戦時中の日本の中国侵略がいまだに尾を引いている。
一部の専門家は、
半世紀にわたる日米軍事同盟が、日本と周辺国との対立をあおっていると認識。
日米両政府はさまざまな面での防衛協力強化を進めてきたが、日本では米軍基地に対する市民の批判が拡大。
2国間協力を複雑化させている。
アーミテージ元米国務副長官らは今月発表した報告書で、同盟国である日本と韓国に対し、歴史問題に火を付けず、民族主義を内政問題に利用しないよう呼びかけた。
報告書はまた、日米韓3カ国の同盟強化が、周辺地域の安定と繁栄に寄与するとしている。
』
中国の軍事力の増強は間違いなく中国の台頭となる。
それでバランスが変わってくることは止む得ない。
日本はそれにどう対応するかだが、この記事はどうも焦点が定まっていないのでわかりにくいが、
尖閣問題では明らかに日本が勝っている。
それ以外の場所についての中国の圧力は巨大であろう。
中国の軍事力に対抗できる国はアジアでは日本しかいなのだから。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年9月1日 14時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64284&type=0
兵器輸出解禁に向けて動く日本、中国周辺国に軍事援助を提供―香港紙
2012年8月31日、香港紙・太陽報は記事
「日本が6カ国に軍事援助、その隠された悪意」
を掲載した。
日本の防衛省と自衛隊は中国周辺の6カ国、インドネシア、ベトナム、カンボジア、東ティモール、モンゴル、トンガに地雷撤去、医療など非戦闘分野の技術支援を開始した。
南シナ海問題が緊迫する中で、日本の意図は中国包囲網を形成することにある。
日本の軍事工業は世界屈指のレベルにある。ベトナム、インドネシアは日本の巡視船、レーダーの取得を熱望しているが、日本国内法の問題からまだ実現していない。
とはいえ、技術輸出という形での支援は可能だ。
今回の非戦闘分野における技術支援は国際的反応を確かめる試金石だ。
実際、日本がベトナム海軍に潜水病対策をレクチャーすれば、ベトナムの潜水艦能力はそれだけ高まる。
今、国際社会が反論の声を上げなければ日本の軍事援助は加速することになる。
』
「日本にその覚悟はあるか」
という脅しが、日本をその方向に向かせた、ということ。
別に特別のことでもあるまい。
「対中国軍備、一式請負ます」
というのが、日本の理想だろう。
中国が日本に勝つ、というほどの軍備を整えれば、
その侵略に対抗するため日本も軍事力を増強することになり、同時に周辺諸国を同じ方向に向かわせようというのは自衛上あたりまえの処置。
中国に負けるままの状態に自分を置く
といったことはありえない。
少しでも対抗処置をするのがあたりまえのこと。
そんなことは、誰にでもわかるイロハだろう。
【日本にその覚悟があるのか】
__