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● ワリヤーグ:『魚釣号』と命名か?
いい提案が解放軍の将校からなされた。
ワリヤーグを『釣魚号』と名づけよ、というものだ。
日本としては、もしそうなったら朗報だろう。
日中開戦はこれまで述べたように海戦に要約される。
それも、
航空母艦撃沈ゲーム
に集約される。
その母艦名が『釣魚号』なら、日本にとっては心理的にターゲットを絞り込んで海戦できる。
この命名はぜひとも実行して欲しいものである。
そうすれば、日中戦争は母艦戦争に限定され、さらには魚釣島戦争に限定される。
勝った奴が、尖閣諸島を獲る。
精神的に衛生的である。
『
サーチナニュース 2012/08/20(月) 08:44
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0820&f=national_0820_010.shtml
解放軍少将「海軍初の航空母艦、『釣魚号』と名付けよ」=中国
中国国際放送局は19日、尖閣諸島の魚釣島の領有権をめぐる争いがエスカレートしている件について、中国の軍事専門家が
「中国初の航空母艦に『釣魚号』と命名せよ」
と語ったことを伝えた。
人民解放軍少将で中国軍事科学学会副秘書長、中国戦略文化促進会副会長の羅援氏は19日、北京で開かれた魚釣島問題に関するシンポジウムに参加した際
「中国海軍初の航空母艦に『釣魚号』と命名し、釣魚島(魚釣島の中国語名)に対する中国の主権を示せ」
と語った。
羅氏は、韓国が同国海軍の顔ともいえる強襲揚陸艦に「独島」(竹島の韓国名)という名前を付けて「世界各国に対して韓国の領土であることを宣言している」と紹介、中国もこれに倣うべきだとする見解を示した。
』
『
毎日.jp 毎日新聞 2012年08月20日 東京朝刊
http://mainichi.jp/opinion/news/20120820ddm003010086000c.html
クローズアップ2012:沖縄・
尖閣諸島、日本人上陸 日中、過熱を懸念
尖閣諸島(沖縄県石垣市)を巡り日中両国で国内の動きが過熱している。
香港の活動家らの上陸に対抗するかのように、19日には日本の地方議員らが上陸。中国ではデモが各地で拡大する。
ただ両国政府は双方ともこれ以上のエスカレートは避けたい考え。
日本政府は対応に苦慮しつつも沈静化に努める構えで、中国政府も注意深くデモのコントロールを図っている。
◆日本 ◇主権か配慮か、板挟み
「日本の領土だから日本人が行っていいのは原則だ。
他方、政府関係者以外には認めないという運用があり、昨日、(慰霊祭を行った議員連盟などに)上陸を見合わせてくれと伝えていた」。
山口壮副外相は19日、東京都内で記者団にこう明かし、政府の悩ましい立場をにじませた。
今回の日本人上陸は政府にとっては想定外だった。
議員連盟は太平洋戦争末期の遭難事件の慰霊祭を開くとして、事前に上陸許可を申請。
現在尖閣諸島を借り上げている政府は、日中関係への影響を考慮して許可しなかった。
だが直後に、香港の活動家ら14人が魚釣島に上陸して逮捕される事件が発生。
今回の日本人上陸の背景には、強制送還された14人が中国内で「英雄視」されていることへの反発もあるとみられる。
中国側の上陸に「厳正に対処する」(野田佳彦首相)と強い姿勢をアピールしていた政府は、国内の強硬論にも一定程度配慮せざるを得ない。
民主党の前原誠司政調会長も19日のテレビ朝日の番組で、日本人上陸について「気持ちは分からなくはない」と指摘した。
しかし、表立って容認すれば、日中関係をさらに悪化させる。
また日本は尖閣諸島を実効支配しており「領土問題」として焦点化するのは得策ではない。
首相官邸には19日、桜井修一官房副長官補(安全保障・危機管理担当)が登庁するなどして情報収集にあたったが、抑制的な対応にとどめ、当面は海上保安庁などの調査を待つ構えだ。
あくまで管理者(政府)の許可を取らずに上陸した国内問題として淡々と対応する。
藤村修官房長官は香港の活動家らの上陸事件で海上保安庁が撮影したビデオについても「領海警備に支障が生じる」として公開に慎重だ。
沈静化を図る立場で一貫している。
ただ、中国で尖閣問題への熱が高まったのは、7月に日本政府の国有化方針が表面化したのが発端だった。
今回の問題を受け
「中国はまた何か(対抗措置を)せざるを得なくなる」(政府関係者)
と懸念も出ている。
実際、強制送還された香港の活動家らは10月に再上陸を計画しており、政府は再発防止策の検討を急いでいる。
山口氏は同日のNHK番組などで
「断固として防ぐ。
次に起きることが同じだと思ってもらいたくない」
と述べ、罰則強化などを示唆して中国をけん制。自民党の高村正彦元外相も、同番組で「全面的に応援する」と同調した。
政府・民主党は、海保の体制強化などの検討を進める方針だ。
前原氏は
「海保は一生懸命がんばっており、士気も高い。
どういう形でバックアップするかが大事だ」
と指摘した。
一方、首相が7月の国会答弁で自衛隊出動の可能性に言及したこともあり、政府内では
「(中国の船が増えてきた場合)自衛隊も含めて警察力のバリエーションを考えなければいけない」(長島昭久首相補佐官)
との声も出ている。【横田愛、飼手勇介】
◆中国 ◇デモ、統制しつつ容認 不満吸収に苦慮
尖閣諸島に上陸した香港の活動家らが強制送還されたものの、中国国内には日本への不満は根強く、当局は反日デモを事実上容認した。
このためデモの動きは急激に広がり、20都市以上に及んだ。
ただ、政府は不満の矛先が自らに向かう事態は避けたく、日本側の出方を探りながら、不満をどう吸収するか苦慮している。
国営新華社は17日、強制送還を「中日関係の悪化を回避する賢明な対応」と評価する論評を配信。
一方、東京都の石原慎太郎知事による尖閣諸島の購入表明などを念頭に
「釣魚島の問題で極右勢力の声を容認し続けるなら日本は誤った危険な道を歩むことになる」
と警告していた。
背景には、指導部の世代交代が進む秋の共産党大会を前に社会の不安定化要因を取り除きたいという思惑がある。
強制送還を受けて当局は事態の沈静化を図る方針だったとみられ、
ネット上のデモの呼びかけは強制送還後、次々と削除された。
ただ活動家らが強制送還されても国内では
「尖閣諸島が日本の実効支配下にある事実は何も変わっていない」
と、不満がむしろ拡大したといえる。
18日には陝西省西安で数百人規模の反日デモが発生、19日には日本人の尖閣諸島上陸が広く伝えられたため、当局も一定の範囲内でデモを容認する姿勢に転じざるを得なかったようだ。
当局は事態収拾を図っているが、ほころびも出始めている。
四川省成都では、10年の反日デモで襲撃されたイトーヨーカ堂の周囲を武装警察が囲み、デモ隊の襲撃を防いだ。
だが広東省深センではデモは暴徒化して無秩序状態となったため、武装警察が出動して沈静化させる事態になった。
一連の中国政府の対応に国内で「弱腰だ」との批判が高まっている。
上海の日本総領事館前で抗議活動をした湖南省の男性(24)は
「香港の活動家が果敢に上陸したのに、中央政府はコメントを発表しただけ」
と訴える。
だが、北京の日本大使館前では抗議グループが
「釣魚島に治安部隊を派遣するよう政府に要求する」
と要求を掲げたとたん、公安当局者が追い払った。
』
日本は中国の動きを見極めようとし、
中国は「全土」という形で発生した反日デモが当局に向けられることを懸念している。
そのため、膠着状態になっているが、日本政府は着々と尖閣諸島にたいする保安強化を進めることになるだろう、
いまのところそれしか表面的な手だてはない。
中国は、何らかの抗議処置を発動するだろう。
また、中国はこれがきっかけで減速している経済による国民不満があらぬ形で爆発しないように警戒レベルを上げるようになる。
このまま終わっては、なんのためかわからなくなるが、
それでも日本にとってはこれまでアイマイだったものが、保安強化という形で有利に動いている
ことは確かである。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年8月21日 11時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63956&type=0
<尖閣問題>
空母に「釣魚島」と命名し主権主張か、中国軍に強硬姿勢
―米華字メディア
2012年8月19日、米華字メディア・多維新聞によると、中国軍事科学学会の副事務局長、中国戦略文化促進会の副会長を務める羅援(ルオ・ユエン)少将は同日、中国海軍初の空母を「釣魚島」号と命名して尖閣諸島(中国名・釣魚島)の主権を主張する可能性を明かした。
羅少将は19日午後に行われた「釣魚島問題」シンポジウムにおいて、韓国が同海軍最大の強襲揚陸艦に「独島」と命名して竹島(韓国名・独島)が韓国の領土であることを世界に向けて主張していることを紹介し、中国も初の空母を「釣魚島」と名付け、同島の主権を主張しても良いのではないかと話した。
このシンポジウムは中国共産党機関誌・人民日報傘下の環球時報が主催したもので、両岸四地(中国本土、香港、マカオ、台湾)の専門家約20人や尖閣諸島領有を主張する活動家、関係機関などが参加した。
』
【日本にその覚悟があるのか】
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