すべては「2012年7月13日付共産党機関紙論評」からはじまった。 1953年1月8日付人民日報:「尖閣諸島は沖縄に属する」。 そして防衛白書の内容では「中国にその覚悟はあるのか」にまで変わってしまった。
2012年8月20日月曜日
「中国製品を買おう」:日本製品ボイコットの中国人に告ぐ!
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レコードチャイナ 配信日時:2012年8月20日 14時8分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63927&type=0
<レコチャ広場>
日本製品ボイコットの中国人に告ぐ!
日本では韓国車を見かけない、これが真実だ
―中国
2012年8月18日、中国のジャーナリスト、王錦思(ワン・ジンスー)氏は
「真相―日本では韓国車を見かけない」
と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。
以下はその内容。
私は韓国や日本に何度か行ったことがあるので、実際のところはどうなのかを明らかにしたい。
尖閣問題で日本製品をボイコットしようという声が国内で大きくなっている。
こうした表現の自由はあってもいいし、それが楽しいならばやればいい。
ただし、多くの中国人が
「韓国で日本車は全く走っていない。
外国製品、特に日本製品は韓国にない」
と主張しているが、実際はその逆だ。
韓国の道路はトヨタのレクサスや日産のインフィニティ、ホンダのバイクなどの日本車であふれ返っている。
しかし日本で韓国車を見かけることは皆無だ。
私を取材しに訪れる韓国人記者のビデオやカメラは日本製だ。
韓国人記者は
「少数の韓国人が日本製品をボイコットしていることを中国人はまるで韓国人全員がボイコットしているかのように大げさに話す」
と指摘した。
日本のセブン-イレブンは韓国全土にあるし、いたるところで日本製品が販売されている。
北朝鮮との国境38度線を守る韓国軍の兵舎にあったのは日本の液晶テレビだ。
韓国の「自国第一主義」はグローバル化の波を受けてとっくに形骸化している。
それはオランダから監督を招いたことで韓国サッカーのレベルがアップしたことからもわかる。
日本製品や外国製品のボイコットは個人の自由であり、法律上の制限もない。
外国製品の適切な制限は民族発展の前提になる。
しかし、経済貿易というものは互いに意志を疎通しあい、互いの利益を考えるべきだ。
韓国に日本製品はある。
すべての行動は正しい根拠があって初めて説得力を持つのだ。
●王錦思(ワン・ジンスー)
吉林省出身、北京在住のジャーナリスト。北京大学でメディア学を専攻。日中歴史問題や抗日戦争史を研究課題としている。著書に「日本行、中国更行」。11年3月に日本で「中国『反日』活動家の証言」を出版。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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サーチナニュース 2012/08/20(月) 14:12
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0820&f=politics_0820_011.shtml
日本製品を排除し、中国製を購入することが効果的な反日デモ=中国
日本人10人が尖閣諸島(中国名:釣魚島)に上陸し、中国各地で反日デモが起きていることについて、中国メディアの財訊はこのほど、日本製品ではなく中国製品を購入することこそもっとも効果的な反日デモであると論じた。
北京市や上海市、深セン市など20以上の都市で19日、尖閣諸島への上陸に抗議する反日デモが行われ、一部都市ではデモ隊が暴徒化した。
記事は、
「釣魚島(中国側呼称)問題は簡単に解決するものではない。
多くの中国人の愛国心が高まっている今こそ、それを合理的に利用すべきだ」
と主張、日中の領土問題は経済、文化、外交で解決すべきだと論じた。
中国は日本にとって最大の貿易相手国だ。
仮に
中国国民が日本製品のボイコットを行えば、日本経済にとって大きな影響がある
だろう。
記事は、
「日本製品ボイコットには犠牲や危険が伴うが、民族の尊厳が傷つけられた以上、犠牲を惜しまずに世界第2位の経済国を怒らせるとどうなるかを日本に示すべきだ」
と主張した。
外需主導で発展してきた中国経済は現在、内需主導型への転換を進めている。
金融危機の影響によって外需が不振を極めるなか、内需拡大は中国経済にとって至上命題でもある。
記事は、
「尖閣諸島の問題で愛国心が高まっている今の情況を合理的に利用し、中国国民が中国製品を購入するようになれば、中国経済はさらに安定するだろう」
と論じた。
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政治の世界にはある原理がある。
そのひとつは
「経済制裁は効果がない」
というものだ。
残念なことだが、中国が日本製品をボイコットしようと、あるいは中国製品の購入をおしすすめようと、これはほとんど何の効果ももたらさない。
それより、それに関わる生産業者、運送業者、貿易会社のクビを締めるだけになる。
まして日本と中国では、逆に中国がアップアップしてしまう。
やりたければおやりになったら。
全くといっていいほど効果はなく、逆効果だけは大きくなるだろう。
中国人はまだ「井の中のカワズ」である。
数字的にナンバー2になったからといって、本質が世界のナンバー2になったわけではない。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年8月20日 21時15分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63918&type=0
<反日デモ>中国人が中国人所有の日本車を壊すなんて!
この愚行を日本人はきっと笑っている―中国紙
2012年8月20日、中国紙・中国青年報(電子版)は、中国各地で起きた反日デモで暴徒化した一部の参加者が日本車を破壊したことに対し、
「持ち主は同胞である中国人。これは愛国行為ではない、単なる愚行だ」
と非難した。
尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を訴えるデモが19日午前、北京、青島、広州、深セン、杭州など中国の10数都市で行われ、日本製品のボイコットや日本人10人が尖閣諸島に上陸したことに対する抗議が叫ばれた。
国営新華社通信によると、各地のデモは警察隊の出動により概ね沈静化したが、暴徒化した一部の参加者が日本車を破壊したり、日本料理店に乱入したりした。
記事は
「日本側の誤った態度や行動が中国人の気持ちを逆なでした。
若者の熱い愛国心は称賛に値する」
としながらも、
「同胞である中国人の持ち物を壊すことは愚かな行為だ」
と指摘。
「反日を叫ぶつもりで街に飛び出し、車や店を壊して結局は同胞に損害を与えた。
だが、こうした行為は日本人を喜ばせるだけ。同胞を苦しめ、敵を喜ばせる行為は二度とするべきではない」
とし、
「こうした愚行はインターネットを通じてあっという間に世界中に広まり、中国のイメージに傷がつく。
これを見た日本人はほくそ笑んでいるに違いない」
と呼び掛けた。
』
日本人はほくそえんでなどしない。
大いに結構なこことである。
「反日という旗印」を立てれば、中国全土で一度に蜂起できるということがわかっただけでも今回のデモは価値がある。
言い換えると民衆の不満が何処でどのように爆発するのか、そのやり方の予行演習だとみればいい。
中国経済の減速によってその歪は大衆民衆ののレベルで大きくなる。
鬱憤不満がどこかで爆発し、暴走をはじめ、暴動へとつながる。
その起爆剤として「反日」が有効だということがわかった、ということでもこの全土的なデモの意義は大きい。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年8月20日 18時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63912&type=0
反日デモで被害の日本料理店、“愛国”中国人経営者は賠償請求せず―広東省深セン市
2012年8月19日、香港の民間活動家による尖閣上陸問題に端を発して反日デモが拡大している中国。
広東省深セン市の日本料理店はそのとばっちりを受け、暴徒化したデモ参加者に店内を荒らされたが、そのオーナーが
「わたしも愛国者ですから」
と、加害者への賠償を申し出ないとの意向を明らかにした。
被害にあった店舗は中国人が経営する市内の鉄板焼き店。
通常営業していた店内にデモの参加者が乱入し、店内を破壊されるなどの被害に遭った。
従業員は無事。
しかし、損害額は10万元(約125万円)に上るという。
オーナーの謝(シエ)さんは、
「デモを事前に知っていれば当日は営業しなかったのに」
とこぼす。
前年には東日本大震災に伴う原発事故の余波で閑古鳥が鳴いた。
やむなく店名から「日本」の2文字を消すことでなんとか営業を続けてきたが、今回の事態はまさに泣き面に蜂。
それでも、「わたしも愛国者ですから」と加害者への賠償を申し出ない方針だ。
ただ、
「尖閣諸島の領有権主張にはわたしも賛成です。
しかし、それを主張するならば、ほかにももっと冷静な手段があるはず。
これではただの暴動だ」
と意見を述べた。
同市内ではこの日、日系スーパーのジャスコも一時営業停止に追い込まれている。
ただし香港紙・明報の記者が取材したところ、市内の回転寿司・牛丼・ラーメンなどの飲食チェーンは通常通り営業しており、客の入りも良好だったようだ。
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ロケットニュース24 2012年8月21日
http://rocketnews24.com/2012/08/21/242010/
【中国・反日デモ】
日本人の店ぶっ壊せオラオラオラ → ぶっ壊す → 経営者もシェフも中国人だったアル
→ 日本人「どんまい」
中国で日本人を批判するデモが発生し、そのニュースは日本でもテレビや新聞などで大きく報じられた。
反日デモが発生したのは、広東省深セン市。
一部の中国人が暴徒と化し、日本料理店に突入。
店を破壊するなどの行為に出たが、意外な事実が発覚した。
暴徒が破壊した日本料理店は、経営者もシェフも生粋の中国人だったのである。
時事通信の報道によると店名は『徳川』で、「2人とも日本と特に密接な関係はない」とのこと。
この店は5年前に店主が500万元(約6200万円)かけてオープンした店だ。
デモの知らせを受け休業しようとしたところ暴徒が乱入、店内を破壊されてしまった。
その被害額はゆうに10万元(約120万円)を超えているそうだ。
この件について店主は
「私だって愛国の気持ちはある。でもやり方があるでしょう。
今日のはただの暴動です……」
と力なく語ったそうだ。
だが、暴れまわった “同胞” については恨んではいないらしい。
海外取材に行くことが多いKuzo記者によると
「海外では、外国人でもすぐに日本をイメージできるような店名にすることが多いです。
FUJI とか TOKYO とか HOKKAIDO とか SAMURAI とかですね。たとえ中国人や韓国人がオーナーでも日本料理店なので日本的な名称にしますから、暴徒が勘違いしてもおかしくありません」
とのこと。
この騒動に対して日本のインターネット上では
「ひっくり返した日本車も持ち主 中国人だろw」や
「お得意のブーメランを覚えたみたいね」、
「HAHAHAHAHA」、
「どんなジョークやねん」、
「どんまい」
などの声があがっている。
日本でのネットユーザーの声を知っているかどうかはわからないが、店主は「飲食に国境はありませんから」と、日本料理屋としての営業再開を目指しているそうだ。
参照元: 襲われたのは中国人の店=深センの反日デモで災難、聨合早報(中国語)
photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
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ロケットニュース24 2012年8月21日
http://rocketnews24.com/2012/08/21/241851/
【中国】日本製品ボイコット運動にキヤノンのカメラで参加した人物が話題に
/ 中国人「すごく中国らしい」
8月15日の香港と台湾の活動家による尖閣諸島上陸をきっかけに、中国各地で反日デモが起こっていると報じられている。
日本製品ボイコットを叫ぶ者も現れている。
そんななか、ある一枚の画像がネット上で話題となっている(稿頭の写真)。
その画像に写る人物はデモの最中に日本製品ボイコットをかかげながらも、海外の人気日本製品の筆頭・キヤノンのカメラを愛用しているようなのだ。
デモの現場で撮影されたという写真には一人の男性の後姿が写っている。
男性の着ているTシャツには日の丸にバツ印、そして中国語で「日本製品ボイコット」と書かれている。
そしてハッキリとは写っていないが、複数の有名日本企業のロゴもプリントされているようだ。
しかし、この男性の首元に注目していただきたい。
彼が下げているのは、間もなく創業80年を迎える日本のデジタル機器メーカー・キヤノンのカメラ用ストラップである。とてつもない矛盾だ。
この画像を見た中国ネットユーザーは
「言っていることとやっていることが違う(笑)」 「すごく中国らしいのだが」 「笑けてきた」 「訳がわからんまま参加してるんだろうなぁ」 「きっとキヤノンが日本のメーカーだって知らないんだよ」 「これ日本人が見たらどう思うかな」 「というか一体何のデモなの?」
と苦笑いである。
なお、現地では反日デモ参加者の中国人が、日本車に乗っている中国人を車ごと襲うという事態も発生しているそうだ。
「こんなところを見られたら、世界が中国をどう思うだろうか」
「日本製品を売って生計を立てている中国人もいる」
とこの情況を憂慮している中国メディアもある。
ちなみに現地の市民数名に聞いてみたところ
「反日デモ? どうでもいい」
「庶民には関係ない話」
と関心を示さなかった。
この男性も野次馬的な感覚で、なんとなく愛用のカメラを持って写真を撮りに行ったのだろうか。
聞いてみたいものである。
参照元:Weibo @幽壹
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日本は必要に応じ、
タイミングを見ながら刺激し続けることができるモノ
を見つけた、ということになる。
そう考えると、「ほくそえんでいる」かもしれない。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年8月23日 20時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64017&type=0
<反日デモ>壊した「日本車」、実は中国人が中国で作ったいわゆる「中国産」
2012年8月21日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐり中国各地で起きた反日デモで、「日本車」が暴徒化した参加者の標的となったが、
中国で販売されている「日本車」の大部分は日中合弁メーカーが中国で生産した「中国産」だ。
網易新聞が伝えた。
暴徒化したデモ参加者の中には「抗日」と書かれたTシャツを着こみ、「日本製品のボイコット」を叫びながら、気付いていないのか日本製のデジカメを首から下げている人もいた。
日本製品はもはや中国人の生活にすっかり溶け込んでいる。
中国で販売されている「日本車」も、東風日産や広汽ホンダなどの合弁メーカーが中国で生産したものがほとんどだ。
「国産車」にしても同じこと。
東風日産や広汽ホンダは
「部品の90%は中国製」
と胸を張るが、
実は残りの10%こそが車にとっての頭脳や心臓
ともいえる核心部分。
こうした高い技術を要する部品は日本が世界シェアをほぼ独占している。
つまり、世界中のほとんどの車に「日本の血」が流れているというわけだ。
彼らが壊した「日本車」は純度100%の「日本車」ではない。
中国人が中国で中国人のために作った「中国産」だ。
しかも、「日本」をボイコットするというのなら、世界中のほぼすべての車がボイコットの対象になることを知っておくべきだろう。
』
【日本にその覚悟があるのか】
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