2012年7月15日日曜日

中国:尖閣諸島問題への対応、今後は島への上陸も

_

 大言壮語で喚くのはいいが、それがいつかは中国の選択肢を狭め、足を引っ張ることになる。
 勇さましい言葉の羅列は気を高揚させるが、冷静にみてみるとなんとも危なっかしい。
 まだまだ、外交的には幼稚だということだろう。


サーチナニュース  2012/07/14(土) 17:28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0714&f=politics_0714_012.shtml

尖閣諸島問題への対応が積極化する中国
今後は島への上陸も


  中国の漁業監視船3隻が11日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺海域を巡航し、日本は中国に抗議したが、中国は「抗議は受け入れられない」と主張した。
 著名な日本問題専門家の唐淳風氏は香港紙・文匯報のインタービューで、これは日本からの絶えない挑発に対する
 中国側の「強硬的返答」
であり、
 行動をもって主権が中国にあることを示す
もので、
 今後は島への上陸など、さらに積極的な行動があり得る
と述べた。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

■尖閣諸島問題への対応が積極化する中国

  唐淳風氏はによれば、中国人民解放軍の東シナ海における軍事演習期間中に漁業監視船3隻が尖閣諸島近海を巡航していたことは、中国が尖閣諸島問題に積極的に対応しようとすることを示している。
  中国社科院沿海問題研究専門家の王暁鵬氏は、今回の巡航はこれまでのものに比べて勢力も大きく、船数も多いが、注意すべきは尖閣諸島問題において日本が中国を締め出そうとしていることであると主張する。

  日本の動きに対し、王氏は
 「巡航を日常化するだけでは足りず、巡航においてはすべての時間帯において、すべての地域をカバーし、高頻度でおこなう方法を採用すべきである。
 東シナ海での海軍常態化戦闘準備パトロールおよび海洋監視力の常態化パトロールを行い、軍事力と行政力を結合することが、中国が関連海域の主権を守り、その管轄権を行使することに役立つだろう」
と主張した。


 上陸ということになれば、自国の
 「領土を侵略された」という名目をたち、
自動的に自衛権が発生する。
 日本政府は、論理的裏付けを受けて出ていかれる。
 これも、
 「政府としてはしてやったり」とほくそ笑む事態
になる。



【日本にその覚悟があるのか】


__