2012年7月20日金曜日

人民解放軍独走の時代へ:軍部独走に外交はない

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レコードチャイナ 配信日時:2012年7月19日 18時25分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63074&type=0

膨れ上がる中国の軍事費、5年後には現在の2倍に―露メディア

 2012年7月16日、ロシアのニュースサイトは、膨れ上がる中国の軍事費についての記事を掲載した。
 18日付で環球時報が伝えた。

 世界的な市場調査会社・ICDリサーチの最新報告によると、
 2012年の中国の国防予算は1700億ドル(約13兆6000億円)を突破し、
 2015年には中国以外のアジア各国の軍事支出の合計額を上回り、
 2017年には軍事費が現在の2倍にまで膨らむと予想している。

 同社のアナリストは、
 2011年の中国の軍事支出は1046億2000万ドル(約8兆3696億円)で、
その増加率は11.5%とみなしている。
 この増加率を今後も維持していくと、
 2017年には少なくとも1749億ドル(約13兆9920億円)の水準に達するという。

 さらに今後5年間で中国は軍事上の研究開発や武器装備の改善、軍隊の日常的な支出に費やす軍事費の総額は7225億ドル(約57兆8000億円)に達するとみている。

 中国の発表によると、今年の軍事予算は1064億ドル(約8兆5120億円)で、初めて1000億ドルを超えた。
 国際経済コンサルティング会社のIHSグローバル・インサイトは、中国は軍隊の最新化のために軍事費を今後大幅に増やすと予想。
 2015年には2382億ドル(約19兆560億円)になり、現在の2倍にまで増えると指摘している。


 解放軍は共産党の支配の逃れ一人で動き出しているようです。
 おそらく、次の習近平の時代では、習近平は解放軍のカイライになる可能性がある。
 戦前の日本の天皇グループと軍部の様相を思い出せばわかりやすい。
 「皇軍」思想を前面に出しながら、軍部は独走していった。
 おそらく解放軍も「共産党人民解放」の旗を掲げながら、共産党を乗り越えていくことになろう。
 どの世の中にも、力を持ったヤツが強い。
 武器を持ったものは強くなったような感覚にとらわれる。
 ピストルをもった個人が突っ張るようなものである。
 そして、それを使いたがる。
 周辺の思惑とはまったく違っても、オモチャをいじりたくなるのは、ごく当然の心理。
 これから中国は
 「解放軍独走」の時代へ
入っていく。
 共産党はそれをコントロールできない。
 軍部に外交はない。
 弱みをみせれば、突っ込んでくるだけ。
 それが軍という組織の仕事であるのなら、そうなるしかない。

 これからの中国には、弱気を見せたらやられる。
 中国共産党を操っているのは人民解放軍の膨張思想
だとみていたほうがいい。




【日本にその覚悟があるのか】



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