2012年7月31日火曜日

中国の殲-10発展型戦闘機は米F-22に対抗可能か


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● 中国戦闘機「殲―10(J10)」



サーチナニュース  2012/07/31(火) 07:08
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0731&f=politics_0731_002.shtml

中国の殲―10発展型戦闘機は米F-22に対抗可能か

  中国網日本語版(チャイナネット)は30日、中国の戦闘機「殲―10(J10)」の発展型戦闘機は米F-22に対抗可能かと報じた。
 以下は同記事より。

  6月に実施された「レッドフラッグ・アラスカ」合同軍事演習において、ドイツの2機の「ユーロファイター・タイフーン」戦闘機が、F-22「ラプター」を撃墜した。
 韓国軍事関連サイト「新羅空軍フォーラム」は、ユーロファイター・タイフーンの成功により、高性能レーダー、ミサイル、武器搭載能力を持つ第4世代戦闘機が、未来の空中戦で第5世代戦闘機を効果的にけん制できることが証明されたと伝えた。

  中国の「殲―10」戦闘機はユーロファイター・タイフーンと多くの共通点を持つ高性能戦闘機であり、システム・技術のアップグレードにより、米国のF-22に対抗し、「殲―20」戦闘機の戦力を補う能力を持つことになる。

  中国の戦闘機の開発水準は、欧州と比較して大きく遅れている。
 殲―10は単発戦闘機で、その技術アップグレードの余地も双発戦闘機のユーロファイター・タイフーンに及ばない。
 そのため、中国が殲―10のレーダー、ミサイル、武器搭載能力を全面的にアップグレードさせたとしても、全体的な性能ではユーロファイター・タイフーンの水準に達しない。

  殲―10はアップグレードにより、少なくともドッグファイトにおいて、F-22に対抗する能力を持つことになる。
 中国は現在も第5世代戦闘機の量産化を実現していないが、殲―10により米国の第5世代戦闘機からの「技術的圧力」を効果的に抑制することができる。

  殲―10は、地域の空中戦において決定的な力を持つ、中国空軍初の軍用機となる。
 また殲―20を始めとする中国製第5世代戦闘機が大量に就役した場合も、技術アップグレードを実施した殲―10は高い価値を持つ軍用機として、長期に渡り中国空軍のために就役するだろう。

  第5世代戦闘機の殲―20は、世界で3機目の大型第5世代戦闘機(その他の2機は、米国のF-22とロシアのT-50)の中で開発がもっとも遅れているが、今後の開発が期待されている。

  殲―20の実際の就役期間が米国とロシアを上回ることはないが、将来的に中国空軍の絶対的な主力となることは間違いない。
 全体的な性能がやや劣る発展型の殲―10は、今後も殲―20の重要な補助的戦力となり、中国空軍に大量に配備されるだろう。




サーチナニュース 2012/07/31(火) 12:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0731&f=politics_0731_007.shtml

中国の航空工業技術は日本を上回った? 
中国ネット上で議論

  中国のネットユーザーが軍事関連掲示板で日中の航空工業について議論を展開している。
 単純な比較により、中国の航空工業の技術発展水準が、すでに日本を大きく上回っていることが確認できると主張している。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
 以下は同記事より。

  中国のネットユーザーは、日本の航空工業は米国からの支援を受けており、発展が著しく制限されていると主張している。
 第2次世界大戦以降、日本の航空工業は現在まで、F-1攻撃機、F-2戦闘機、C-1輸送機、PS-1哨戒機しか生産していない。

  1980年代、日本は米国のF-15戦闘機をライセンス生産し、F-15Jと名付けた。
 しかし米国の武器輸出に対する技術制限により、これらの戦闘機は現代化された高性能の武器を搭載していない。
 航空自衛隊は現在、約200機のF-15J戦闘機を保有している。

  日本は1990年代、F-16をベースとし、フェーズドアレイレーダーを使用できるF-2戦闘機を生産した。
 しかしF-2戦闘機は生産量が少なく、100機未満となっている。

  一方の中国は先進的な戦闘機を国産化しており、第5世代戦闘機の殲-20は、米国のF-22やロシアのT-50と同クラスに属しており、すでに2機のプロトタイプ機が飛行試験を実施している。

  また中国は国産の殲-10戦闘機を量産化しており、現在までに約210機を生産しているほか、改良型の殲-10Bの試験も行っている。
 中国はまた有益な補充として、ロシア製のSu-27戦闘機の国産化を実現しており、殲-11と名付けた。
 そのうち一般型の殲-11は量産化を実現しており、現在は改良型の殲-11Bと殲-11BSの量産化に取り組んでいる。

  これらの戦闘機はフェーズドアレイレーダーを搭載し、先進的な武器の使用が可能だ。
 中国は現在、250機の殲-11、殲-11B、殲-11BSを生産している。中国はさらにSu-33をベースとし、国産の殲-15艦載戦闘機の生産に成功した。

  一方で日本は、艦載戦闘機の国産化に関する計画さえ立てていない。
 ロシアの関連サイトは、
 「単純な比較により、中国航空工業が多くの指標において、すでに日本を上回っている」
と指摘した。

  中国は現時点では先進的なターボジェットエンジンを生産できないが、殲-11Bと殲-11BSは国産の「太行」シリーズのエンジンを使用している。
 これだけでも、国産のターボジェットエンジンが存在しない日本に勝っている。


 生産していないというのと、生産できないというのはまるで違う。
 自分が勝っていることをやっきとなって証明しようとしているが、それだけ自信がないのだろう。
 軍需なんていうのが、
 沈黙が勝ち
というのが、賢いやりかたであれができる、これもできるなんていうことは言わないほうがいい。
 沈黙の方が脅しがきく。
 ロシアのやり方がそうだ。
 


サーチナニュース  2012/09/08(土) 14:31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0908&f=politics_0908_009.shtml

中国が大型輸送機を開発 ロシア製エンジンを搭載か

  カナダ誌「漢和防衛評論」は、
 「中国は現在、大型輸送機の開発を行っている。
 大型輸送機プロジェクトは、解放軍から重視されている。
 しかし試験飛行までは相当の期間が必要とされ、搭載される中国産エンジンもまだ開発段階だ」
と伝えた。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  海外メディアは、中国航空工業の内部で、もう1つの可能性が検討されていると称した。
 それは試験飛行もしくは初期の小ロット生産の段階で、ロシア製D-30-KP2エンジンを使用するという可能性だ。
 ロシアは中国に対して、より先進的なPS90エンジンの提供に応じなかったからだ。

  中国とロシアの2006年の契約内容によると、ロシアは中国に対して約240基のD-30-KP2エンジンを提供することになっているが、2009年の時点でも同契約は履行されていなかった。

  ロシアは2010年より、中国に対して少なくとも28基のD-30-KP2エンジンを提供しており、2012年までに中国に32基を提供し、その後さらに少なくとも23基を提供することになった。

  11年11月、中国の最新の爆撃機「H-6K」の写真がネット上に流出した。
 H-6Kはすでに試験飛行の段階に入ったと予想されている。
 中国は2010年より、少なくともD-30-KP2エンジンを24基獲得しているが、H-6Kは同エンジンを2基使用するため、第1期の就役数は限られている。

  H-6Kは射程距離が1500―2000キロに達する巡航ミサイル「CJl0」を6発以上搭載でき、ロシア極東、シベリア、グアムの戦略目標を攻撃することができる。
H-6Kは核弾頭を持つ巡航ミサイル「CH10」を搭載し、核攻撃の三位一体化を目指す可能性が高い。



 wikipediaより。

H-6(轟炸六型、Hong-6)は、西安飛機工業公司が製造し、中国人民解放軍が装備している大型爆撃機で、ソビエトのTu-16爆撃機を国産化した機体である。
派生型に空中給油機HY-6がある。

1957年、中華人民共和国はソビエトから相互援助条約の一環として ツポレフ Tu-16 を導入することを決定し、ノックダウン生産を哈爾浜飛機製造公司にて開始した。
1957年9月には組立てられた機体が中国国内で初飛行し、1959年にはソ連との間にTu-16のライセンス生産が取り決められた。

H-6K
現在開発中の巡航ミサイル搭載型。
翼下に6発のDH-10巡航ミサイルの搭載が可能。
エンジンは従来のWP-8からサチュルンD-30KPターボファンに換装され、航続距離も延伸しているとのこと。
機体構造やアビオニクスにも改良が施されている。
2007年1月5日初飛行







【日本にその覚悟があるのか】



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