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レコードチャイナ 配信日時:2012年9月6日 15時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64426&type=0
習近平次期主席とクリントン米国務長官の会談中止、
その背景に政治的突発事態か?
複数の見解―米メディア
2012年9月5日、中国の習近平(しゅう・きんぺい)副主席は、クリントン米国務長官との会談を急きょ中止した。
中国外交部は「日程上の都合」としているが、その真の理由は習副主席の負傷とも、10月に開催される中国共産党第18回全国代表大会(18大)を前にした非常事態ともみられている。
米国営放送ボイス・アブ・アメリカ(VOA)の報道。
クリントン国務長官は前日夜に楊潔●(ヤン・ジエチー/●=竹冠にがんだれに「虎」)外相と、同日朝には胡錦涛(こ・きんとう)国家主席との会談を終えたばかり。
しかし、習副主席との会談を突如キャンセルされたのは同長官だけではない。
前日には、シンガポールのリー・シェンロン首相やロシアからの代表団との会談も中止となっている。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなど複数の海外紙は、その原因を「習副主席の背中の負傷」としている。
負傷の程度に注目が集まっているようだ。
一方、香港の時事評論員ウィリー・ラム(林和立)氏は、
「中国共産党にとって、目下の一大事は“18大”である。
習副主席に突然のスケジュール変更を迫ることができるほどの案件とは、
これに関連する突発事態ではないだろうか。
数日内に、関連当局から何らかの発表がある可能性もある」
としている。
習副主席はこの18大で、次期国家主席に就任するとみられている。
しかし、中国側がクリントン国務長官個人に対して不信感を募らせている現状も無視できない。
中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は今月3日付で、同長官を「米中双方の疑心をかき立てた人物」としている。
これは、中国が日本やフィリピンとの領土問題(尖閣諸島、南シナ海)で紛糾する中、米国が日比擁護の立場をとっていることが背景にある。
いずれにしろ、会談中止の背景にある裏事情については、内外各方面から注視されていることは確かだ。
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尖閣国有化に対する中国の措置がなにかもたついている。
分かっていたことだから、ある程度の対応が即効的に出てきてもいいはずなのだが、動きが鈍い。
この日曜日あたりに反日デモがあってもいいはずだが、そういう情報もない。
もしかして、習近平の問題がからんでいるのだろうか。
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サーチナニュース 2012/09/09(日) 13:31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0909&f=politics_0909_005.shtml
姿消した次期指導者・習近平氏…乱れ飛ぶ憶測、暗殺未遂説も=中国
中国の次期指導者とされる習近平国家副主席が5日、訪中した米国のクリントン国務長官との会談を取りやめたことで、同副主席の現状について、さまざまな憶測が飛び交っている。
「暗殺未遂説」も出た。
習副主席は9月1日以来、公式の場に姿を現していないとされる。
中国政府・外交部の洪磊報道官は5日の定例記者会見で、クリントン長官との会談をとりやめたことについて、「日程調整の都合」と説明した。
しかし、国家首脳の会談が「日程調整」を理由に急遽(きゅうきょ)取りやめになることは、通常では考えられない。
外交部は定例記者会見の様子をホームページで公開しているが、習・クリントン会談の取り消しに関連する部分は掲載されなかった。
習副主席は、同日予定していたシンガポールのリー・シェンロン首相との会談もキャンセルした。
習副主席の予定変更については、米メディアが中国政府筋からの情報として、
「水泳中に背中を負傷した」
などと報じた。
その後、海外に拠点を置く反政府系の中国語メディアや東南アジアの一部メディアは
「暗殺未遂があったとの説がある」
などと報じ始めた。
高級幹部専用の北京301医院(病院)に搬送されたとの見方が紹介された。
いずれの報道も習副主席の現状について、断定的には論じていない。
一方で、中国当局の「情報遮断」を批判する主張もある。
「中国当局はメディアに対してしばしば、根拠のない憶測をすべきでないと非難する」
と指摘した上で、
「根拠のない憶測が生じるのは、情報遮断の必然的結果だ」
などと論じた。
習副主席と比較的近い立場にあったとされる中国共産党中央政治局の賀国強常務委員についても動向が伝えられなくなったとして、関係を憶測する見方も出ている。
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サーチナニュース 2012/09/10(月) 13:04
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0910&f=politics_0910_012.shtml
10日前の動向を改めて紹介…中国・習副主席、公の場に姿見せず
中国共産党系の学習時報は10日付で、
「習近平国家副主席が中央党校の2012年秋学期の始業式で演説した」
との記事を発表した。
しかし、中央党校の始業式が行われたのは9月1日だった。
習副主席は5日に、訪中したクリントン米国務長官との会談を取り消すなど、9月になってから動向が分からない状態が続いている。
当局も理由を説明していない。
中央党校は、共産党が運営する幹部向けの教育機関。
学習時報は中央党校の機関紙。
10日発表の記事で習副主席による
「本日、秋学期が始まる。
私は中央党校委員会を代表して、学生全員を熱烈に歓迎します」
などの言葉を紹介した。
学習時報は中央党校始業式の日付けを記載しなかった。
中国では、日時をはっきりさせない記事も珍しくないが、要人の動向を10日も経過してから日付けなしで記事化することは異例だ。
習副主席の予定変更については、米メディアが中国政府筋からの情報として、
「水泳中に背中を負傷した」
などと報じた。
9月になってからの習副主席の動向が不明であるため、海外に拠点を置く反政府系の中国人が運営するメディアは「暗殺説もある」などの報道を始めた。
中国では10月に開催される共産党大会で、胡錦濤総書記(国家主席)が定年制の関係で引退する。
これまで、習近平氏が共産党総書記に指名され、その後は国家主席、中央軍事委員会主席となり、次期政権のトップになるとみなされていた。
次期リーダーと見なされていた人物の動向が、権力移行の直前に不明になることは、異例の事態だ。
そのため、失脚した中国共産党重慶市委員会の薄熙来前書記の問題とも絡めて、
中国共産党内部で本格的な権力闘争が進行中との見方
も出てきた。
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【日本にその覚悟があるのか】
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