2012年9月3日月曜日

東京都の調査に中国側が猛反発、厳正な申し入れ

_



 さあて、竹島で韓国が軍事訓練。
 尖閣で東京都が調査を実施。
 これで、中国はどう出てくるか。
 また一戦構える姿勢をとるか。
 それとも厳重抗議で終わってしまうか、であるが。
 中国にとっては「実効支配しているものが強い」というのは周知のこと。
 だからといって見過ごすわけにもいかないのが中国の立場。
 だが、強く主張すれば、待ってましたとばかり国内同時多発テロが火を吹く。
 何もしなければ弱腰を追求される。
 このへんをどう切り抜けるか、当局の腕の見せ所。

 日本としては中国がカッカしてくれたほうがいい。
 いつでも自衛隊が出動できる体制へもっていくことができる。
 さらに選挙の格好の争点になり得る。
 たとえば、問題が膨らめば膨らむほど、小沢一郎の「生活第一党」というのはジリ貧に陥る。
 この党は次の選挙で、ほとんど形を失う。
 民主党は野田一本でまとまるだろうが、自民党は混乱に拍車がかる。
 反対に出てくるのが大阪維新党。
 いずれにしても今以上の強硬な主張をしないと選挙には勝てない。
 よって中国が強く出ればでるほど、それに比例して日本の主張行動は激しさを増すことになる。
 中国にとってはそれが泣き所。
 今は、ちょっとしたことで政局が揺れ動く。
 政治がゲームになってきている。
 それも結構シリアスなゲームに。
 至極、おもしろそうである。
 そして、大筋にはまるで影響はない。
 つまり尖閣は日本固有の領土で、竹島は韓国が支配している島だということ。
 これは変わらない。
 

レコードチャイナ 配信日時:2012年9月3日 15時38分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64334&type=0

韓国が竹島で軍事訓練、海兵隊による上陸訓練も、外国船舶の「違法接近」を想定―中国紙



2012年9月2日、韓国メディアによると、韓国軍が竹島(韓国名・独島)で7日から4日間の日程で予定していた定期訓練を予定通り行うことが分かった。3日付で新京報が伝えた。

韓国海軍第一艦隊司令官を指揮官とし、駆逐艦(3200t級)、護衛艦(1800t級)、潜水艇(1200t級)、対潜哨戒機(P-3C)、最新鋭戦闘機(F-15K)、海上警察警備艇(3000t級)などが参加する。

韓国海軍の関係者によると、海兵隊によるヘリコプターでの竹島への上陸訓練も行われる。2010年と2011年は天候不良のため上陸訓練は実施しておらず、今回実施すれば3年ぶりとなる。

訓練は「竹島(独島)に違法接近した外国船舶を退去させる」ことを想定して行われるという。韓国軍は1997年から年に2回、定期訓練を行っている。




サーチナニュース 2012/09/03(月) 17:31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0903&f=politics_0903_015.shtml

竹島問題、上陸訓練「今年はやめる」…韓国政府が沈静化狙う?

  韓国メディアは3日、毎年実施している竹島(韓国名・独島)周辺での定期訓練について、海兵隊による竹島への上陸訓練は行わないと韓国政府の高位消息筋の話として伝えた。

  同消息筋は、これまでの海兵隊訓練について
 「独島に外国軍が上陸すると仮定し訓練してきたが、外国の民間人が独島に違法上陸する可能性の方がより現実的だと判断した」
と説明した。

  今回の訓練では、外国の民間人が竹島に違法上陸した事態を想定し、これらを退去する訓練を行うという。

  韓国メディアは、
 「毎年実施されてきた海兵隊の竹島上陸訓練が中止となったのは、対立を深めていた日韓関係を沈静化しようという韓国政府の狙いが反映されたもの」
との見方を示した。


 「エー、やめる?」
 なにも気にせずにやればいいのに。
 弱気だな、韓国は?
 いつもの韓国らしくない。
 どうころんだって、李民博の在任中は日韓関係は解凍しない。
 凍りついたままであるのに。



レコードチャイナ 配信日時:2012年9月3日 14時51分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64335&type=0

<尖閣問題>東京都の調査に中国側が猛反発、厳正な申し入れ―中国紙

2012年9月2日、東京都の調査団25人を乗せた船が尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺海域で海水を採取し、水温などの調査を行ったことを受け、中国外交部は日本側に厳正な申し入れを行った。3日付で新京報が伝えた。

同部報道官事務室によると、中国側は「日本側の釣魚島(魚釣島)におけるいかなる一方的な行動も違法で無効なものであり、釣魚島および周辺島しょ(尖閣諸島)が中国固有の領土であるという事実は変えられない」と重ねて言明した。

記事は、中国外交部がこれに先立ち、「釣魚島および周辺島しょ(尖閣諸島)は古くから中国固有の領土で中国人が先に発見、命名、利用してきた」という考えを何度も表明しており、日本側に「中日関係の大局への影響を避けるよう」促してきたと指摘している。

尖閣諸島の購入を計画している東京都の調査団は2日、魚釣島、北小島、南小島の3島を洋上から調査した。




ANNニュース-1


ANNニュース-2





朝日新聞





NHKニュース 9月3日 18時7分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120903/k10014743751000.html

中国政府“一方的行動は無効だ”

 沖縄県の尖閣諸島について、2日、東京都が調査を行い、日本政府も国有化の実現を目指して地権者との交渉を急ぐ考えを示したことについて、中国政府は
 「日本側の一方的な行動は、いかなるものであれ不法で無効だ」
と、改めて批判しました。

 これは、中国外務省の洪磊報道官が、3日の定例記者会見で述べたものです。
 この中で、東京都が2日、尖閣諸島で資産価値などの調査を行ったことについて、
 「すでに日本側には厳正な申し入れを行った」
としたうえで、
 「日本側の一方的な行動は、いかなるものであれ不法で、無効だ」
と批判しました。
 また、日本政府が、尖閣諸島の国有化の実現を目指して地権者との交渉を急ぐ考えを示したことについても
 「日本が国有化を通して主権を強めようとしていることは、むだだ」
と批判し、日本の出方をけん制しました。

 一方、先月27日に中国駐在の丹羽大使の乗った公用車の国旗が奪われた事件については、
 「関係部門の捜査が進展し、中国側はすでに日本側に状況を通報した」
と述べるにとどまり、その後の捜査の進展などについては明らかにしませんでした。








【日本にその覚悟があるのか】



__