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『
サーチナニュース 2012/09/04(火) 09:22
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0904&f=national_0904_012.shtml
日中新聞社長「香港人の尖閣上陸は『害国』」 批判浴び謝罪=中国
日中新聞社の韓暁清社長が先月24日、同社の日本国内向け華字紙「日中新聞」紙上で香港の活動家による尖閣諸島・魚釣島上陸は「国を害する行為だ」と論じたことに対し、韓社長はこのほど、「この視点は誤りだった」との謝罪コメントを中国メディア・環球網に寄せた。
環球網が3日、コメントの内容を伝えた。
韓社長はコメントの中で
「文章の中に確かに不適当な表現や過激すぎる視点があった。
特に釣魚島上陸行動を『害国』とする視点は明らかに誤りで、公正を欠くものだった」
と自らの誤りを認め、活動家に対して
「深い謝罪の意を示す」
とするとともに、活動家の「勇敢な精神」に敬意を示した。
また、文章の一部を取り上げたネットユーザーから罵倒、攻撃、威嚇を浴び
「困惑し、心を痛めた」
と打ち明け、
「日本に25年滞在しているが、中国国籍を持ち続けている」
「私は売国奴ではなく、正真正銘の愛国者だ」
と自身の立場を説明、理解を呼びかけた。
』
あれ、どうなっている。
「韓暁清」というのは、あの尖閣問題に幕を引いた人物。
その時の肩書きは
「韓暁清(ハン・シャオチン)人民日報日本支社長」
とあり、それが載ったのは
「2012年8月28日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」」
である。
だが、ここに記されているのは
「日中新聞社の韓暁清社長が先月24日、同社の日本国内向け華字紙「日中新聞」紙上で」
とある。
どうなっている、これ。
サーチナニュースの間違いなのか。
念のため再録しておく。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年8月28日 21時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64158&type=0
2012年8月28日、
中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」は、韓暁清(ハン・シャオチン)人民日報日本支社長の寄稿記事
「日本とのゴタゴタは馬鹿げている、香港の『保釣』活動は国にとって有害行為」
を掲載した。
<<略>>
中国を取り巻く国際情勢は非常に厳しい。
生き残るためには日中関係の安定は不可欠だ。
中国には日本の投資、技術、市場が必要なのである。
全力で中国経済の発展を加速させ、中国を世界一流の強国にすること。
これが真の愛国者が取り組むべきことである。
香港、台湾、中国本土の「保釣」活動家がしたことは愛国行為ではない。
国を害する行為である。
』
この記事が出た以降、中国の態度が「日本にその覚悟はあるのか」的な脅しから、状況を冷静に分析するノーマルな状態にも戻りはじめた、ことだけはたしかなこと。
不思議、不思議 ?????
ということは、これ「中国当局のやらせ」ということも十分ありえる。
同時多発デモに驚いた当局が、こういう脅しを含んだ冷却記事を共産党機関紙系に書かせる。
これで一気に沈静化に向かう。
そして時間をおいて、いやあれは間違っていましたと小さく訂正する。
つまり、
「環球網が3日、コメントの内容を伝えた」、
といった程度に。
日本でもよくあるメデイアのやり口。
大々的に取り上げてあと、後日小さな欄に
「お詫びと訂正」
というのの載せる手法。
どこでもだれでもやっている手段。
相手が共産党では、
デマとウソは何でもあり
の社会だから、何を信用すべきかは不明。
何しろ、肩書きから日付、掲載紙面までまるっきり異なるとなると、ほとんどわけが分からなくなる。
でも言えることは、意図的にやって、国内意見をコントロールしたであろうことは間違いない、
と思えることだろう。
政府共産党機関紙のやりかととしては少し
小細工が過ぎる
きらいはある。
【日本にその覚悟があるのか】
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